「慎/愼」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「慎」は中学生で習います。「愼」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つつしむ」
ア:「間違いや深く考えずに行動したり言ったりする事がないように
気をつける」、「注意深くする」(例:慎重)
イ:「控え目にする」(例:タバコとお酒を慎む)
ウ:「大切にする」、「価値のあるものとして重くみる」
②「まこと(本当)」
[謹・慎の使い分け](つつしむ)
「謹」・・・「相手に対して礼儀正しく丁寧な態度を取る」(例:謹んで申し上げます)
「慎」・・・「控え目にする」(例:酒を慎む)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(忄(心)+真(眞))。「心臓」の象形と「さじの象形と
鼎(かなえ)-中国の土器の象形」(「つめる」の意味)から、心のすみずみまで
つめこむ事を意味し、そこから、「つつしむ」を意味する「慎」という漢字が
成り立ちました。
※「慎」は「愼」の略字です。
※「愼」は「慎」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「シン」
訓読み:「つつし(む)」
常用漢字表外:「つつま(しい)」、「つつま(しやか)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「ちか」、「のり」、「まこと」、「みつ」、「よし」
画数
「13画」(慎・愼)
部首
「忄(りっしんべん(立心偏))」
「忄」を含む漢字一覧
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