「隣/鄰」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「隣」は中学生で習います。「鄰」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「となり」
ア:「たがいに接している家屋・土地・国など」
イ:「友達」、「親しい仲間」
②「となる(となりとなる、境を接する)」
③「村」、「里」
④「周代の行政区画の名前。五戸を隣、五隣を里という」
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成り立ち |
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形声文字です(粦+阝(邑))。「燃え立つ炎の象形と両足が反対方向を
向く象形」(「左右にゆれる火の玉」の意味だが、ここでは、「黎」に通じ
(「黎」と同じ意味を持つようになって)、「庶民」の意味)と「特定の場所
を示す文字と座りくつろぐ人の象形」(「村・里」の意味)から、庶民の
村・里を意味し、そこから、「となり」、「村・里」を意味する「隣」という
漢字が成り立ちました。
※「鄰」は「隣」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「リン」
訓読み:「となり」、「とな(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さと」、「ただ」、「ちか」、「なが」
画数
「16画」(隣・鄰)
部首
「隣」の部首
「阝・阜(こざとへん(小里偏))」
「阝(阜)」を含む漢字一覧
「鄰」の部首
「阝(おおざと(大里))」
「阝」を含む漢字一覧
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