「猟/獵」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「猟」は中学生で習います。「獵」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かり(山野で鳥獣を追いかけて捕らえること)」(例:狩猟、密猟)
②「かる(山野で鳥獣を追いかけて捕らえる)」
③「探し求める(あさる)」(例:渉猟)
④「取る」、「手に取る」
⑤「風や笛などの音の形容(言い表す事)」
⑥「経る(日時が過ぎる、時がたつ)」
⑦「歩く」
⑧「ふるわす(小刻みに揺り動かす)」、「動かす」
日本のみで用いられる意味
⑨「リョウ(魚を取る事。またその獲物)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(犭(犬)+鼡(巤))。「耳を立てた犬」の象形と「頭の象形
と長いたてがみ」の象形から、犬を使って長いたてがみの獣を「かる(狩猟)」
を意味する「猟」という漢字が成り立ちました。
※「猟」は「獵」の略字です。
※「獵」は「猟」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「リョウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「か(る)」、「か(り)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さち」
画数
「11画」(猟)
「18画」(獵)
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