「韻」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「韻」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ひびき」
ア:「音色(発音体の違い、あるいは同じ発音体でも音の出し方
によって生じる、音の感覚的な特性」
イ:「調子(音の高低のぐあい。また、音の速さのぐあい。 リズム)」
②「漢字の表す1音節のうち、頭子音を除いた部分の声調の違いによって、
平(ひょう)・上(じょう)・去(きょ)・入(にゅう)の四声に分類した区別。
これをさらに分けて、古くは206韻としていたが、のちに整理されて106
または107韻となった。」
③「詩歌で、同一または類似の音を、一定の位置に繰り返し用いること」(例:韻文)
④「おもむき(自然と作り出される(いい)雰囲気)」、「様子」(例:風韻)
⑤「味わいやおもしろみが出るように工夫すること」
⑥「風流・風雅(上品で美しいさま)」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(音+員)。「取っ手のある刃物の象形と口に縦線を
加えた文字」(「音(おと)」の意味)と「丸い口の象形と鼎(かなえ-古代中国の
金属製の器)の象形」(「丸い鼎」の意味)から、「まろやかな音」を意味する
「韻」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「イン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ひびき」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おと」
画数
「19画」
部首
「音(おと、おとへん(音偏))」
「音」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |