「紫」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「紫」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「むらさき(色の名前。青と赤のまじった色)」
②「帝王(天下を治める者)・神仙(不老不死で人間では実現できないような
力を持つ人)・道教(中国で生まれた不老長生・現世利益を主たる目的
として生まれた宗教)などに関する事物の上に付く語。むらさきは、もと、
帝王・神仙の色とされていた事に基づく」(例:柴禁)
日本のみで用いられる意味
③「むらさき」
ア:「むらさき草(根はむらさき色の着色に用いる物質として用いられる。
また、抗炎症作用、創傷治癒の促進作用、殺菌作用もある)」
イ:「醤油(しょうゆ)の別名」
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成り立ち |
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形声文字です(此+糸)。「立ち止まる足の象形と年老いた女性の象形」
(「ここ」の意味だが、ここでは、「觜(シ)」に通じ(同じ読みを持つ「觜」と
同じ意味を持つようになって)、「くちばし」の意味)と「より糸」の象形から、
くちばしのような色「むらさき」を意味する「紫」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シ」
訓読み:「むらさき」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「むら」
画数
「12画」
部首
「糸(いと、いとへん(糸偏))」
「糸」を含む漢字一覧
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