「嬢/孃」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「嬢」は中学生で習います。「孃」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はは(母)」(例:爺嬢)
②「むすめ」
ア:「親にとって自分の子である女性」
イ:「未婚の若い女性」、「少女」
③「わずらわしい」
ア:「面倒で、できれば避けたい気持ちである」
イ:「複雑である」
日本のみで用いられる意味
④「ジョウ」
ア:「未婚の女子の名前にそえる敬称」
イ:「むすめの敬称」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(女+襄)。「両手をしなやかに重ねひざまずく女性」の
象形と「衣服に土などのおまじない物を入れて邪気を払う」象形(「邪気を払う」
の意味だが、ここでは、「女」の意味)から、「はは」、「むすめ」を
意味する「嬢」という漢字が成り立ちました。
※「嬢」は「孃」の略字です。
※「孃」は「嬢」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ジョウ」
常用漢字表外:「ニョウ」(孃のみ)
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「むすめ」
画数
「16画」(嬢)
「20画」(孃)
部首
「女(おんな、おんなへん(女偏))」
「女」を含む漢字一覧
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