「若」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「若」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「わかい」
ア:「生まれてから多くの年月がたっていない」(例:若年)
イ:「草木などが生え出てからあまりたっていない」
ウ:「できてからの時間が短い」
エ:「他の人にくらべて、年齢が下である」
オ:「気力が満ちている」
カ:「経験が少なく、未熟である」
キ:「数字や番号が他とくらべてゼロに近い」、「数が少ない」
②「ほしくさ(刈り取って干した草。家畜の飼料などにする)」
③「なんじ(おまえ)」(地位・年齢・身分などが同じくらいの人、
または、目下の人に用いる)(例:若輩)
④「ごとし(~のようである)」
⑤「かくのごとき(このような)」
⑥「もし(もし~ならば)」
⑦「もしくは(あるいは、または)」
⑧「しく(同じ程度の能力や価値などをもつ)」
⑨「順う(言うことを聞く)」
⑩「選ぶ」
⑪「やぶみょうが、かきつばた(草の名前)」(例:杜若)
⑫「多くはないが、少しばかり」(例:若干)
⑬「若何(いかん)は、疑問の意味を表す。~かどうか?、どうして~か?」
⑭「般若(はんにゃ)は、梵語の音訳で、知恵の意味」
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成り立ち |
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象形文字です。「髪をふりだし我を忘れて神意を聞き取る巫女」の
象形から、神意に「したがう」を意味する「若」という漢字が成り立ち
ました。また、「弱(ジャク)」に通じ(同じ読みを持つ「弱」と同じ意味
を持つようになって)、「わかい」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「ジャク」、「ニャク」
常用漢字表外:「ニャ」
訓読み:「も(しくは)」、「わか(い)」
常用漢字表外:「ごと(し)」、「し(く)」、「なんじ」、「も(し)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「なお」、「まさ」、「よし」、「より」、「わく」
画数
「8画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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