「頼/賴」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「頼」は中学生で習います。「賴」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「よる」、「たよる」
ア:「あてにする」、「期待する」
イ:「助けとして用いる」(例:車に頼った生活)
②「たより(たよる事)」
③「たのむ」
ア:「相手に、こちらが希望するようにしてくれることを伝えて願う」
(例:依頼)
イ:「あてにする」、「期待する」
ウ:「用事や処置を他にゆだねる」、「まかせる」
エ:「信用する」
④「たのみ(たのむ事)」
⑤「得る」、「利益を得る」、「利益」
⑥「よい(善)」
⑦「さいわい(幸)」、「しあわせ」
⑧「たのもしい」
ア:「助けになる」
イ:「期待できて楽しみである」
ウ:「金持ちである」
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成り立ち |
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形声文字です(刺+貝)。「とげの象形と刀の象形」(「刀でとげのように
刺す」の意味だが、ここでは、「柬」に通じ(「柬」と同じ意味を持つように
なって)、「袋に物を閉じ込める」の意味)と「子安貝(貨幣)」の象形から、
金品を袋に閉じこんで、「もうける」を意味する「頼」という漢字が成り立ちました。
※「頼」は「賴」の略字です。
※「賴」は「頼」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ライ」
訓読み:「たの(む)」、「たの(もしい)」、「たよ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「たのむ」、「のり」、「よ」、「よし」、「より」
画数
「16画」(頼)
「16画」(賴)
部首
「頼」の部首
「頁(おおがい(大貝)、いちのかい(一ノ貝))」
「頁」を含む漢字一覧
「賴」の部首
「貝(かい、かいへん(貝偏)、こがい)」
「貝」を含む漢字一覧
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