「励/勵」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「励」は中学生で習います。「勵」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はげむ」
ア:「気持ちを奮い起こして物事をする」、「努力して事を行う」、
「精一杯・一生懸命、物事を行う」(例:勉励)
イ:「力を奮い起こす」
②「はげます」
ア:「気持ちが奮いたつようにしてやる」、「元気づける」
(例:落ち込んだ部下を励ます)
イ:「声などを激しくする」、「強くする」(例:言葉を励まして説得する)
③「勧める」(例:奨励)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(厲+力)。「削り取られた崖の象形とさそりの象形」
(「さそりの毒針のようにするどく刃物をとぐ石、といし」、「みがく」の意味)
と「力強い腕」の象形から、一生懸命みがく事を意味し、そこから、
「はげむ」を意味する「励」という漢字が成り立ちました。
※「励」は「勵」の略字です。
※「勵」は「励」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「レイ」
訓読み:「はげ(ます)」、「はげ(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「い」、「すすむ」、「つとむ」、「はげむ」
画数
「7画」(励)
「16画」(勵)
部首
「力(ちから)」
「力」を含む漢字一覧
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