「勘」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「勘」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「考える」、「よく考える」、「考えて比べる」(例:勘考、勘案、勘定)
②「罪人を取り調べる」、「罪を問いただす」(例:勅勘)
③「~することができる」
④「古文書で内容の了解を示す符号や点」
日本のみで用いられる意味
⑤「数える」、「計算する」(例:勘定)
⑥「代金を支払う事」(例:勘定)
⑦「カン(物事の意味や良し悪しを直感的に感じ取り、判断する能力)」
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成り立ち |
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形声文字です(甘+匹+力)。「口中に一線引いて、食物を口にはさむ」象形
(「あまい」の意味だが、ここでは、「口にはさむ」の意味)と「馬の尾」の象形
(「馬を数える時の単位」の意味だが、ここでは「比」に通じ(「比」と同じ意味
を持つようになって)、「ならべる」の意味)と「力強い腕」の象形から、
本などを並べ両側からはさみこむようにして「比べかんがえる」を意味する
「勘」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「かんが(える)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さだ」、「さだむ」、「のり」
画数
「11画」
部首
「力(ちから)」
「力」を含む漢字一覧
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