「堪」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「堪」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「突き出ている土地」
②「天」、「天の道」
③「たえる」
ア:「能力がある」、「十分に任務を行う事ができる」
イ:「こらえる」、「我慢する」(例:堪忍)
ウ:「勝つ」、「優れている」
エ:「価値がある」
[耐・堪の使い分け](たえる)
「耐」・・・「我慢する」(例:日々の重労働に耐える)
「堪」・・・「我慢する」、「能力がある」、「価値がある」
(例:暑さに堪える、難しい任務に堪える、聞くに堪えない)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(土+甚)。「土地の神を祭る為に柱状に固めた土」の
象形(「土」の意味)と「かまどの上に水をいっぱいに入れた器を載せ、
下で火をたく」象形(「おきかまど」の意味)から、「土で築いたかまどの煙突」、
「突き出している土地」を意味する「堪」という漢字が成り立ちました。また、
「戡(かん)」に通じ(同じ読みを持つ「戡」と同じ意味を持つようになって)、
弱気や欲望や自分に加えられた圧力に「うちかつ」・「たえる(堪忍)」、
「こらえる」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「カン」
訓読み:「た(える)」
常用漢字表外:「タン」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「かつ」、「たえ」、「ひで」
画数
「12画」
部首
「土(つち、つちへん(土偏))」
「土」を含む漢字一覧
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