「符」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「符」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「わりふ(木片・竹片・紙片などに文字を記し、証印を押して 二つに
割ったもの。当事者双方が一片ずつ持ち,合わせて後日の証拠とした。)」
(例:符券、符節)
②「印章(名前が彫刻してあるハンコ)」(例:符璽(ふじ))
③「兆し(物事が起こる前の小さな変化)」、「めでたいしるし」(例:符瑞)
④「未来の事を予言して書いた物」(例:符讖(ふしん))
⑤「神・仏の守り札」(例:護符)
⑥「あかし(証明、証拠)」(例:符験)
⑦「合う」、「わりふを合わせたようにピッタリあう」(例:符合)
⑧「文体の名前。上級の官庁から下級の官庁に下す文書」
⑨「一定の事柄を表すように取り決めた記号」(例:音符、符合)
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(竹+付)。「竹」の象形と「横から見た人の象形
と右手の手首に親指をあて脈をはかる象形」(「つける」の意味)から、
両方を付け合わせて証拠とする竹製の「わりふ」を意味する「符」という
漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「フ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「わりふ」
画数
「11画」
部首
「竹(たけ、たけかんむり(竹冠))」
「竹」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |