「涯」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「涯」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「水際(みずぎわ)」、「岸」
②「果て」、「限り(時間・空間・数量・程度などの境や限界、終わり、最後)」
(例:天涯、涯際)
③「終わりに至るまでの間」(例:生涯)
④「辺り(ある範囲の場所、付近)」
⑤「一方」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+厓)。「流れる水」の象形と「削り取られた崖
の象形と縦横線を重ねて幾何学的な製図」の象形(「傾いた崖」の意味)
から、崖と水との接点「水際」を意味する「涯」という漢字が成り立ちました。
転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「果て」の意味も表すように
なりました。
※幾何学とは、図形や空間の特徴を研究する数学の一 部門の事を言います。
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読み
音読み:「ガイ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「はて」、「みぎわ」
画数
「11画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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