「酬」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「酬」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「むくいる」
ア:「主人が客に酒をすすめ返す」(例:酬酢)
イ:「返事する」、「応答する」(例:貴酬)
ウ:「金品などを贈って感謝の気持ちを表す」
エ:「受けた事に対して、それに見合う行為を相手に行う」(例:報酬)
②「むくい」
ア:「主人が客に酒をすすめ返すこと」
イ:「返事すること」、「応答すること」
ウ:「金品などを贈って感謝の気持ちを表すこと」
エ:「ある行為の結果として身にはね返ってくる事柄」
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成り立ち |
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形声文字です(酉+州)。「酒器」の象形と「川の流れの中に囲まれた
土地、なかす」の象形(「なかす」の意味だが、ここでは「つらなる」の意味)
から、主人と客が互いに杯のやりとりをつらねる事を意味し、そこから、
「むくいる」を意味する「酬」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シュウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「むく(いる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あつ」
画数
「13画」
部首
「酉(ひよみのとり(日読みの酉)、さけのとり(酒の酉)、とり、とりへん(酉偏))」
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