「秩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「秩」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ついで(順序)」、「物事が行われる際の正しい順序」(例:秩序)
②「順序立てる(物事が簡単に理解できるように、筋道を立てる)」
③「整える」、「順序に従って並べる」
④「積む」、「順序よく積み上げる」
⑤「扶持(ふち-主君から家臣に労働した見返りとして与えるお金や
米などの物品)」、「役人の給料」
⑥「地位」、「官職」
⑦「役人」
⑧「つね(常)」、「いつも同じ状態が続くこと」
⑨「十年のこと」
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成り立ち |
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形声文字です(禾+失)。「穂先が茎の先端にたれかかる」象形と「5本の
指のある手の象形と手からそれた物を示す文字」(「失う」の意味だが、
ここでは、「填(てん)」に通じ(「填」と同じ意味を持つようになって)、
「詰める」の意味)から、穀物を倉庫に順序よく詰める事を意味し、
そこから、「順序」、「整える」、「積む」を意味する「秩」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「チツ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「つい(で)」、「ふち」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さとし」、「さち」、「つね」
画数
「10画」
部首
「禾(のぎ、のぎへん(ノ木偏))」
「禾」を含む漢字一覧
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