「稽」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「稽」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「とどまる(留)」(例:稽留)
②「とどめる(留)」、「引き止める」、「さえぎる」(例:稽留)
③「かんがえる(考)」(例:稽古、滑稽)
④「計算する」、「数える」、「比べる」
⑤「至る」
⑥「知識・力などを、必要に応じて発揮できるように身につけておく」
⑦「頭に地をつけて、敬礼する(尊敬する気持ちを表す)。
また、その敬礼。」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(禾+尤+旨)。「穂先が茎の先端にたれかかる」象形
と「手の先端に一線を付した」文字(「とがめる」の意味)と「さじの象形と
口の象形」(口にさじで食物を流し込むさまから、「うまい」の意味だが、
ここでは、「食物がいきつく」の意味)から、穀物の成長がいきつくところ
までいって止まる事を意味し、そこから、「とどまる」、「考えをいきつく所
までめぐらせる」を意味する「稽」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ケイ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「かんが(える)」、「とどこお(る)」、「とど(める)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「おさむ」、「かず」、「とき」、「のり」、「み」、「よし」
画数
「15画」
部首
「禾(のぎ、のぎへん(ノ木偏))」
「禾」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「留」、「考」
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |