「麻」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「麻」は中学生で習います。「麻」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「あさ(お。たいま。高さ2~3メートルに達するクワ科の植物で、
その皮の繊維(細い糸状の物質)をとって糸を造ったり布を
織ったりする。実は食用としたり鳥の飼料にしたりする。
インド産のものには麻酔性物質を含むものがあり、これで
麻薬をつくる事がある。麻薬は脳の神経回路を破壊する。)」
②「あさいと(あさの皮から取れる繊維)」
③「あさぬの(あさいとで織った布)」
④「あさの帯(喪服を着た時、首と腰に巻くあさの帯)」
⑤「ごま(ゴマ科の一年草。種子は食用とされ、搾った油はゴマ油
として利用される。ゴマの実は、あさの実に似ている事から「麻」の
意味として使用されるようになった。)」(例:胡麻)
⑥「みことのり(天皇の命令、またその命令を直接伝える文書)。
唐代、国を治める人が命令を書く際、麻で作った紙を用いたことによる。」
⑦「しびれる」
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成り立ち |
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会意文字です。「切り立った崖」の象形と「あさの表皮をはぎとる」
象形から「あさ(クワ科の植物)」を意味する「麻」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「マ」
常用漢字表外:「バ」
訓読み:「あさ」
常用漢字表外:「しび(れる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「お」、「ぬさ」
画数
「11画」
部首
「麻(あさ、あさかんむり(麻冠))」
「麻」を含む漢字一覧
部首解説:
「麻」をもとにして、「あさ」に関係する漢字ができているが、
「麿」のように「あさ」の意味で使われない漢字もある。
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