「書」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「書」は小学2年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「かく」
ア:「文字や符号をペン等で記す・目に見える形で残す。」
(例:名前を書く)
イ:「文章を作る」(例:日記を書く)
②「本」(例:書物、書籍)
③「手紙」(例:家書)
④「文字」(例:楷書、草書)
④「文字の記し方。文字を正しく、美しく記す練習。」(例:書道)
⑤「記された文字(筆跡)」(例:空海の書、書跡)
⑤「記録」(例:書契)
⑥「帳簿(金銭・物品の出し入れ等、事務上の必要事項を記入
する為のノート)」(例:書契)
⑦「詔勅(天皇の意思が記された物)」(例:勅書、詔書)
⑧「意見を上の人に述べる為の文」(例:上申書)
⑨「書経(五経の一つ。中国最古の歴史書)の略」
※五経とは、儒教ができる基(基礎)となっている書物の事。
※儒教とは、孔子(前552~前479)が説いた、国は武力ではなく、
徳(人間性・性格・考え方を良くする為の行動で教え導き、考え方や
行動に影響を与えて、自然にそれを変えさせること)によって天下を
治めるべきであるという思想の事。
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(聿+者)。「手に筆記用具を持つ」象形(「筆(ふで)」の
意味)と「台上に柴(しば)を集め積んで火を焚(た)く」象形(「集める」の意味)
から「事物を集めてかく」を意味する「書」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショ」
訓読み:「か(く)」
常用漢字表外:「ふみ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「のぶ」、「のり」、「ひさ」、「ふむ」、「ふん」
画数
「10画」
部首
①「聿(ふでづくり(筆旁))」
「聿」を含む漢字一覧
②「曰(ひらび(平日)、いわく)」
「曰」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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