「鉤/鈎」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鉤/鈎」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かぎ(先の曲がった、物をかけるのに用いる器具の総称、バンドの金具、つり針)」
②「かま(鎌)」
③「コンパス(ぶんまわし)」
④「かける」、「引っかける」、「引き寄せる」
⑤「いたす(引き出す、かくれた事実を明るみに出す、誘い出す、おびき寄せる)」
⑥「曲がる」、「かがむ」、「曲げる」、「かがめる」
⑦「めぐる」、「まつわる」
⑧「とどまる」、「とどめる」
⑨「動く」、「動かす」
⑩「かけはしご」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+句)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した
文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(「土中に含まれる
金属」の意味)と「曲がった鍵の引っかかった象形」(「曲がった鍵」の意味)
から「(金属製の)鍵」、「鍵をかける」、「ひっかける」を意味する「鉤」という
漢字が成り立ちました。
※「鈎」は「鉤」の字が変形して成り立った漢字です。
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読み
音読み:「コウ」、「ク」
訓読み:「かぎ」
画数
「13画」(鉤)
「12画」(鈎)
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
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