「稟/禀」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「稟/禀」は常用漢字外です。「稟」は人名用漢字です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「うける(命令を受ける、天命を受けて生まれる)」(例:稟受)
②「生まれつき」、「生まれながらの性質(特徴)」(例:稟性)
③「扶持米(ふちまい)(主君から家臣に労働した見返りとして与える米)」、
「扶持」
④「与える」、「さずける(授)」
⑤「申し上げる」(例:稟議)
⑥「米蔵(こめぐら)」
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成り立ち |
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会意文字です。「米蔵」の象形と「穂の先が茎の先端に垂れかかる稲」
の象形から、「米蔵の中の穀物」、「扶持米」を意味する「稟」という漢字
が成り立ちました。
※「禀」は「稟」の「禾」が「示(神に生贄(いけにえ)を捧げる台の象形-
祖先神の意味)」に変化して成り立った漢字です。
※「禀」は俗字(世間(人が集まり生活している場)では使われているが、
国の規則(決まり)では認められていない漢字)です。
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読み
音読み:「リン」、「ヒン」
訓読み:「う(ける)」、「こめぐら」、「ふち」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「うくる」
画数
「13画」(稟・禀)
部首
「稟」の部首
「禾(のぎ、のぎへん(ノ木偏))」
「禾」を含む漢字一覧
「禀」の部首
「示・礻(しめす、しめすへん(示偏))」
「示・礻」を含む漢字一覧
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