「楊」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「楊」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「やなぎ(ヤナギ科の落葉低木で多く水辺に生ずる。春、葉に
先立って黄白色の穂状の花をつける。枝は堅くて垂れない。)」
(同意語:柳)(例:楊花)
②「あげる」(同意語:揚)
ア:「高くかかげる」(例:掲揚)
イ:「高温の多量の油の中で食材を加熱する」(例:油で揚げる)
ウ:「船から荷物を陸に移す」(例:荷揚げ)
③「あがる」(同意語:揚)
ア:「高く上がる」
イ:「天ぷら・フライなどが、ほどよく熱が通ってできあがる」
ウ:「船の荷物が陸に移る」
④「戦国時代の思想家の楊朱。または、その学派。」(例:楊墨)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(木+昜)。「大地を覆う木」の象形と「太陽が地上に
あがる」象形(「日があがる」の意味)から「長く伸び上がる木、やなぎ」を
意味する「楊」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヨウ」
訓読み:「やなぎ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「やす」
画数
「13画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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