「菫」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「菫」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「すみれ」
ア:「スミレ属の多年草(複数年にわたって生きる植物)。山野の
日当たりのよい地に生え、高さ約10センチ。地上茎はない。
葉は長い三角形。春、花柄を出し、濃紫色の花を横向きに開く」
イ:「スミレ科スミレ属の植物の総称。世界に約400種、日本には
55種が知られる。」
ウ:「すみれ色(スミレの花のような、濃い紫色)の略」
エ:「衣服を重ねて着たときの 色の取り合わせの名前。
表は紫、裏は薄紫」
②「むくげ(もくげ。アオイ科フヨウ属の落葉樹。もくげ。庭木として広く
栽培されている)」(同意語:槿)
③「とりかぶと(キンポウゲ科トリカブト属の総称。有毒植物である。)」
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成り立ち |
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形声文字です(艸+堇)。「並び生えた草」の象形と「腰に玉を
帯びた人(腰に帯びた玉の色から黄色の意味)と土地の神を祭る為に
柱状に固めた土」の象形(「黄色の粘土」の意味だが、ここでは
「僅(キン)」に通じ(同じ読みを持つ「僅」と同じ意味を持つように
なって)、「小さい」の意味)から、小さい草「すみれ」を意味する
「菫」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キン」、「ギン」、「コン」
訓読み:「すみれ」
画数
「11画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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