「主」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「主」は小学3年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「ぬし」、「あるじ」、「中心となる人」、「支配する人」
ア:「一家の長」
イ:「きみ」、「かしら」、「おさ」
ウ:「客を迎える人」(例:主客)
エ:「神霊の宿る所」、「みたましろ(神霊の代わりとして祭るもの)」
(例:木主)
オ:「キリスト教の天の神」(例:天主)
②「おも」、「おもに」、「中心」、「根本」
③「中心的な働きをする」
④「つかさどる(支配する)」、「統率する」(例:主宰)
⑤「座る」、「宿る」、「居る」
日本のみで用いられる意味
⑥「ぬし」
ア:「相手を呼ぶ敬称」、「おぬし」
イ:「女が男を親しんで呼ぶ称」
ウ:「山・森・池などに住み着いてそこを支配する神霊」
エ:「古くからある場所や地位についている人」
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成り立ち |
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象形文字です。「火ともし台の皿の上に火が燃えている象形」から
静止している火を意味し、それが転じて(派生して・新しい意味が
分かれ出て)、じっととどまって動かない中心的な存在、「ぬし・あるじ」
を意味する「主」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シュ」、「ス」
訓読み:「ぬし」、「おも」
常用漢字表外:「あるじ」、「つかさど(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かず」、「きみ」、「つかさ」、「むね」、「もと」、「もり」
画数
「5画」
部首
①「丶(てん(点)、ちょぼ)」
「丶」を含む漢字一覧
②「亠(なべぶた(鍋蓋)、けいさんかんむり(卦算冠))」
「亠」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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