「現」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「現」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「あらわれる(今まで姿が見えなかったものが姿を見せる)」(例:出現)
②「あらわす(姿を見せる)」(例:表現)
③「今」(例:現在、現状)
日本のみで用いられる意味
④「うつつ」
ア:「物事が実際に存在している事」
イ:「夢に対して、意識がはっきりしている事」
ウ:「心がぼんやりしている状態」、「夢とも現実ともはっきりしない状態」
エ:「死に対して、この世に生きている事」
[現・表・著の使い分け]
「現」・・・「そのままの形であらわれる。」(例:姿を現す、正体を現す)
「表」・・・「そのままの形でなく別の形であらわれる場合。」
(例:図で表す、言葉で表す)
「著」・・・「書物を世に出す(あらわす)。」
(例:伝記を著す)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(王(玉)+見)。「3つの玉を縦のひもで貫き通した」
象形(「玉」の意味)と「大きな目と人の象形」(「見る」の意味)から、玉の光
があらわれる事を意味し、そこから、「あらわれる」を意味する「現」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ゲン」
訓読み:「あらわ(す)」、「あらわ(れる)」
常用漢字表外:「うつつ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あり」、「み」
画数
「11画」
部首
①「玉・⺩(おう(王)、おうへん(王偏)、たま(玉)、たまへん(玉偏))」
「玉・⺩」を含む漢字一覧
②「見(みる)」
「見」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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