「握」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「握」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「にぎる」
ア:「手の指全部を内側へ曲げる。また、そのようにして、物を
つかんだり、持ったりする」
イ:「指を曲げてこぶしを作る」
ウ:「物事をとられて自分の物にする」(例:大金を握る、掌握、把握)
エ:「重要な情報を入に入れる」(例:秘密を握る)
オ:「寿司を作る」(例:寿司を握ってもらう)
カ:「勝負にお金を賭ける」
②「にぎり」
ア:「取っ手(器物の手で持つ部分)」
イ:「指を曲げて作ったこぶし」
ウ:「手でにぎる事。またにぎった物」
エ:「囲碁で、先番をきめる方法。握った石の数が偶数か奇数かを
言い当てることで先手を決める」
オ:「勝負にお金を賭ける事」
③「単位の名前」
ア:「長さの単位(ひとこぶしを作った時の四本の指の並んだ長さ)」
イ:「量の単位(ひとにぎりの量)」
④「室内や外部との境などに垂らして、区切りとする布」、「カーテン」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(扌(手)+屋)。「5本指のある手」の象形と「家屋の
象形と矢が地面に突きささった象形」(人をつつむ「家・住み家」の意味)
から、「手の中につつみこむ」、「にぎる」を意味する「握」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「アク」
訓読み:「にぎ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おき」、「もち」
画数
「12画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
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