「魅」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「魅」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「もののけ(人間に憑いて苦しめたり、病気 にさせたり、死に至らせたり
するといわれる霊)」
②「ばけもの」
ア:「動植物や無生物が人の姿をとって現れるもの」
イ:「気持ち悪い姿をしたもの」
③「すだま」
ア:「木の命を活動させるもとになる力から出る霊」
イ:「人の霊魂( 肉体に宿ってそれを支配し、精神現象の根源(気持ちを
引き起こすもと)となり、肉体が滅びても存在することのできるもの)」
④「みいる(じっと見つめる、見とれる(心を引き寄せられて、じっと見る)」
⑤「心をひきつけて迷わす」(例:魅惑、魅了、魅力)
⑥「魂を奪う」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(鬼+未)。「グロテスクな頭部を持つ人」の象形と
「木に若い枝が伸びた」象形(「わかい、まだ小さい、はっきりしない」の意味)
から、「はっきり見る事のできないもののけ(人間に憑いて苦しめたり、
病気にさせたり、死に至らせたりする霊)」を意味する「魅」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ミ」
常用漢字表外:「ビ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「すだま」、「もののけ」
画数
「15画」
部首
「鬼(おに、きにょう(鬼繞))」
「鬼」を含む漢字一覧
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