「視/視」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「視」は小学6年生で習います。「視」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順(視) |
意味 |
①「みる」
ア:「目でみる」、「特に気をつけて見る」、「注意して見る」(例:監視)
イ:「世話をする」、「養う」
ウ:「いたわる(弱い立場にある人などに相手の気持ちを考えて
親切に接する)」
エ:「司る(職務・役目として取り扱う、支配する、管理下に置く)」
(例:視学、視事)
オ:「~とみる」、「~と考える」(例:重大視、敵視)
②「のっとる(模範(手本)として従う)」
③「なぞらえる」
ア:「ある物事を類似のものとして比較して、仮にそれと見なす」
イ:「まねて作る」
④「見比べる」
⑤「しめす」
ア:「相手によくわかるように資料などを使ったりして教える」
イ:「指などでさして教える」
ウ:「時計などが、ある目盛りをさす」
エ:「考え・気持ち・反応などが相手に伝わるように、表して見せる」
オ:「ある現象が、物事の状態・傾向を表す」
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成り立ち |
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形声文字です(示+見)。「神にいけにえを捧げる台」の象形(「指(シ)」
に通じ(同じ読みを持つ「指」と同じ意味を持つようになって)、
「ゆびさす」の意味)と「大きな目の人」の象形から、「1点に視点を
集中させてみる」を意味する「視」という漢字が成り立ちました。
※「視」は「視」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「視」は「視」の略字です。
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読み
音読み:「シ」
常用漢字表外:「ジ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「み(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「のり」
画数
「11画」(視)
「12画」(視)
部首
①「示・礻(しめす、しめすへん(示偏))」
「示・礻」を含む漢字一覧
②「見(みる)」
「見」を含む漢字一覧
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書き順・書き方(視) |
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