「扱」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「扱」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おさえる」(同意語:収/收)
ア:「一定の範囲の中にきちんと入れる」
イ:「手に入れる」
②「取る」、「つまむ」
③「はさむ」、「さしはさむ」(同意語:挿)
④「及ぶ」、「届く」
日本のみで用いられる意味
⑤「あつかう」
ア:「道具・機械などを、使ったり操作したりする」
イ:「物事を処理する」
ウ:「人をもてなす」、「世話をする」
エ:「ある身分・役割・状態にあるものとして対応する」
オ:「たくさんある物事の内、取り上げて問題にする」
⑥「こく(しごく)」
ア:「細長いものを握ったり指で挟んだりして、強く押さえつける
ようにしながら、その手や指をこするように動かす」
イ:「きびしく訓練する」
ウ:「ひどくいじめる」
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成り立ち |
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形声文字です(扌(手)+及)。「5本の指のある手」の象形と「人の象形と
手の象形」(人に手が触れて「追いつく・およぶ」の意味だが、ここでは、
「吸(キュウ)」に通じ(同じ読みを持つ「吸」と同じ意味を持つように
なって)、「すいこむ」の意味)から、「手で引きこむ」を意味する
「扱」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「キュウ」、「ソウ」
訓読み:「あつか(う)」
常用漢字表外:「こ(く)」、「しご(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「6画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
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