「況」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「況」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いわんや(まして~はなおさらだ)」
②「例える」、「比べ合わせる」(例:比況)
③「ありさま」、「様子」(例:状況)
④「たまたま」、「偶然」
⑤「ます(増える)」、「ますます」
⑥「まして」
ア:「前の場合でさえそうなのだから、この場合は
もちろんそうだという気持ちを表す語」
イ:「いっそう」、「さらに」、「もっと」
⑦「ここに」
⑧「たまう(お与えになる、下さる)」、「たまもの(お与えに
なった物、下さった物)」(同意語:貺)
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成り立ち |
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形声文字です(氵(水)+兄)。「流れる水」の象形と「口の象形と人の象形」
(弟・妹の世話をやく人、「あに」の意味)だが、ここでは、「様」に通じ(
「様」と同じ意味を持つようになって)、「ありさま」の意味)から、
「きんきょう」を意味する「況」という漢字が成り立ちました。
借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、「まして」、「ここに」等
の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「キョウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ありさま」、「いわ(んや)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「8画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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