「溶」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「溶」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「水の勢いがいいさま」
②「水が穏やかに流れるさま」
③「ゆったりとして穏やかな(落ち着いている)さま」
④「とける(固体が、熱や薬品などによって、液体になる)」(例:溶解)
⑤「とかす・とく(熱や薬品などを加えて固体を液体にする)」
[解・溶の使い分け](とける・とかす・とく)
「解」・・・「ばらばらになる、疑問を解決する、束縛を除く、とけてなくなる。」
(例:結び目が解ける、問題を解く、鎖国が解ける、雪解け)
「溶」・・・「個体が液体となる。液体と同化する。」
(例:砂糖が水に溶ける)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+容)。「流れる水」の象形と「屋根(家屋)と左右
にせまる谷の象形と口の象形」(口や家のように「多くのものを入れる」の
意味)から、「広大で豊かな水」を意味する「溶」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヨウ」
訓読み:「と(かす)」、「と(ける)」、「と(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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