「漫」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「漫」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「水が考えられないくらい広がっている事」
②「広くゆきわたる」(例:漫漫)
③「みだり」、「みだりに」
ア:「自分勝手」、「自分のしたいようにするさま」(例:放漫、漫画)
イ:「普通の程度をはるかに超えて、物事をするさま」
(例:みだりにお金を使う)
④「けがす」
ア:「きれいなもの、美しいものをきたなくする」
イ:「名誉(優れた評価)に傷をつける」
⑤「けがれる」
ア:「きれいさ、美しさなどが失われてよごれた状態になる」
イ:「名誉(優れた評価)に傷がつく」
⑥「そぞろ」、「そぞろに」
ア:「これといった理由もなしにそうなったり、そうしたりするさま」
イ:「心が落ち着かないさま」
ウ:「自分の本当の望みとは違っていること」
エ:「関わりのない事」
オ:「普通の程度をはるかに超えて、物事をするさま」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+曼)。「流れる水」の象形と「帽子の象形と
目の象形と両手の象形」(目の上下に手をあてて目を切れ長にみせる
ような化粧のさまから、擬態語として「とおい・長い」の意味)から、
「どこまでものびる広い水」、「勝手きまま」を意味する「漫」という
漢字が成り立ちました。
※擬態語とは、事物の状態や身ぶり等の感じをいかにもそれらしく
象形文字で表したものを言う。
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読み
音読み:「マン」
常用漢字表外:「バン」
訓読み:常用漢字表内はなし。
常用漢字表外:「そぞ(ろに)」、「みだ(りに)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ひろ」、「みつ」
画数
「14画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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