「贈/贈」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「贈」は中学生で習います。「贈」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おくる(心をこめて与える)」
ア:「感謝や今後の幸せを祈って人に金品などを与える」(例:寄贈)
イ:「詩文・言葉を与える」(例:贈言)
ウ:「(死後に)地位や称号を与える」(例:贈位)
②「おくりもの(心をこめておくる物)」
③「物を与えて増やす」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(貝+曽(曾))。「子安貝(貨幣)」の象形と「蒸気を
発する為の器具の上に重ねた、こしき(米などを蒸すための土器)から
蒸気が発散している」象形(「かさねる」の意味)から、相手に金品を与えて
増やす事を意味し、そこから、「おくる」を意味する「贈」という漢字が
成り立ちました。
※「贈」は「贈」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「贈」は「贈」の略字です。
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読み
音読み:「ソウ」、「ゾウ」
訓読み:「おく(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ます」
画数
「18画」(贈)
「19画」(贈)
部首
「貝(かい、かいへん(貝偏)、こがい)」
「貝」を含む漢字一覧
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