「竜/龍」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「竜」は中学生で習います。「龍」は常用漢字外(人名用漢字)です。
「竜/龍」は部首です。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「りゅう、たつ」
ア:「巨大なへびの形をしており、全身うろこに覆われ、角と鋭い爪を
持ち、雲を呼び、雨を降らせる」
イ:「王(天下を治める者)」
ウ:「王に関する物事の上につける語」(例:竜顔)
エ:「才能・知恵・武術に優れ勇気がある人」
オ:「優れた人物・優れた物事のたとえ」(例:竜文)
カ:「高さ八尺(約242.4cm)以上の馬」
②「大きい」
③「みぐみ」、「いつくしみ」
ア:「気の毒に思って金品を与える事」
イ:「神仏や上に立つ者が人々に幸福や利益をもたらす物事を与える事」
④「やわらぐ」、「穏やか」
⑤「山脈がうねっているさま」
⑥「木星(星の名前)」
⑦「丘」
⑧「まだら・ぶち(違った色が所々にまじっていたり、色 に濃淡が
あったりすること)」
⑨「年老いてやつれたさま」(例:竜鍾)
⑩「涙の流れるさま」(例:竜鍾)
⑪「行き悩むさま」(例:竜鍾)
⑫「身体が強く丈夫なさま」(例:竜鍾)
|
|
成り立ち |
|
象形文字です。「りゅう」の象形から、「りゅう」を意味する「竜」という
漢字が成り立ちました。(「竜」は、巨大なへびの形をしており、
全身うろこに覆われ、角と鋭い爪を持ち、雲を呼び、雨を降らせると
言われています。)
※「竜」は「龍」の略字です。
※「龍」は「竜」の旧字(以前に使われていた字)です。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「リュウ(リウ)」
常用漢字表外:「リョウ」、「ボウ(バウ)、モウ(マウ)、ロウ」(龍のみ)
訓読み:「たつ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かみ」、「きみ」、「しげみ」、「とうる」、「とお」、「とおる」、「めぐむ」
画数
「10画」(竜)
「16画」(龍)
部首
「竜・龍(りゅう、たつ)」
「竜・龍」を含む漢字一覧
部首解説:
「竜・龍」をもとにして、「りゅう、たつ」に関係する漢字ができている。
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |