「魂」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「魂」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たましい」
ア:「生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられる
もの。古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた」
(例:霊魂)(肉体の働きをつかさどるものを「魄(ハク)」という。)
イ:「心の活動を生み出す力」、「気力」
ウ:「それなしではそのものがありえないくらい大事なもの」
(例:刀は武士の魂)
エ:「気構え」
オ:「思慮(注意深く心を働かせて考えること)」
カ:「素質(才能)」
キ:「刀(武士の魂とされるところから)」
②「心」、「思い」、「気持ち」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(云+鬼)。「雲が立ち上る」象形(「(雲が)めぐる」
の意味)と「グロテスクな頭部を持つ人」の象形(「死者のたましい」の
意味)から、休まずにめぐる「たましい」を意味する「魂」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「コン」
訓読み:「たましい」
常用漢字表外:「たま」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「みたま」、「もと」
画数
「14画」
部首
「鬼(おに、きにょう(鬼繞))」
「鬼」を含む漢字一覧
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