「云」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「云」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「言う」、「ものを言う」
②「ここに」、「これ(発語や句中の助字として用い、句調を整える)」
③「巡る」、「かえる」、「かえす」
④「雲」
⑤「物の多い形容」
[謂・云・言の使い分け](いう)
「謂」・・・「頭で考えて話す場合。呼び名を述べる場合」
(例:問題点を謂う、この花は桜と謂う)
「云」・・・「人から伝えられた事や本から得た事を述べる場合」
(例:この花は桜と云うらしい)
「言」・・・「上記を含めすべての場合に使える」
(例:感想を言う)
|
|
成り立ち |
|
象形文字です。「雲が立ち上る」象形から、「雲」を意味する「云」という
漢字が成り立ちました。借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、
「言う」、「ここに」、「これ」の意味も表すようになりました。)(雲の原字です。)
※原字とは、漢字「A」に複数の意味がある場合、その意味を明らかに
する為に、漢字「A」にある文字を加え漢字「B」が作られた際の、
漢字「A」の事を言います。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ウン」
訓読み:「い(う)」、「ここ(に)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おき」、「これ」、「とも」、「のり」、「ひと」
画数
「4画」
部首
「二(に)」
「二」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |