漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 | ||||||
「貫」という漢字 | ||||||
「貫」は中学生で習います。 | ||||||
成り立ち、読み方、画数・部首 | ||||||
意味 | ||||||
①「ぜにさし(穴あき銭をつらぬき つなぐ紐)」 ②「貨幣一千銭を言う」 ③「つらぬく」 ア:「こちら側から反対側まで 突き通す」(例:貫通) イ:「端から端まで通る」(例:鋭い痛み が全身を貫く) ウ:「考えや態度などを変えること なく保ち続ける」(例:初志貫徹) エ:「やりとおす」、「しとげる」 オ:「続く」、「連ねる」、「重ねる」 ④「筋道(物事の順序)」 ⑤「こと(事)」 ⑥「習う」、「慣れる」 ⑦「矢を弓の弦にかけて、十分に引く」 日本のみで用いられる意味 ⑧「カン」 ア:「銭一千文(枚)。江戸時代は 九百六十文(枚)」 イ:「重量の単位。一千匁(もんめ)。 3.75キログラム。」 (一匁は、3.75グラム) ウ:「武士の所有地の石高(土地 生産高を米の量に換算して 表示したもの)の単位。 十石=1500kg=米俵25俵」 ⑨「ぬき(柱と柱を横につらぬく木材)」 |
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成り立ち | ||||||
会意兼形声文字です(毌+貝)。 「物に穴をあけ貫き通す」象形と 「子安貝(貨幣)」の象形から、「貫き 通した銭」、「つらぬく」を意味する 「貫」という漢字が成り立ちました。 |
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読み 音読み: 「カン」 常用漢字表外: 「ワン」 訓読み: 「つらぬ(く)」 常用漢字表外: 「ぬき」、「ぬ(く)」、「ひ(く)」 ※訓読み⇒()の中は「送りがな」 名前(音読み・訓読み以外の読み): 「つら」、「とうる」、「とおる」 画数 「11画」 部首 ①「毋(はは(母)、ははのかん 、なかれ)」 「毋」を含む漢字一覧 ②「貝(かい、かいへん(貝偏) 、こがい)」 「貝」を含む漢字一覧 |
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