「剰/剩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「剰」は中学生で習います。「剩」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あまる(余)」、「余らせる」(例:過剰)
②「あまり(余)」、「余分」(例:余剰)
③「あまつさえ(別の物事や状況が、さらに加わるさま。
その上。おまけに。)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(乗(乘)+刂(刀))。「両手両足を開いた人の象形と
木の象形」(木にはりつけになってのせられた人の意味から、「のる」の
意味)と「刀」の象形(「中国古代の、刀の形をした貨幣」の意味)から、
「利益が上乗せされる」を意味する「剰」という漢字が成り立ちました。
※「剰」は「剩」の略字です。
※「剩」は「剰」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ジョウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あま(す)」、「あまつさ(え)」、「あま(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「のり」、「ます」
画数
「11画」(剰)
「12画」(剩)
部首
「刂(りっとう(立刀))」
「刂」を含む漢字一覧
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