「憐」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「憐」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あわれむ」(同意語:哀)
ア:「悲しむ」、「気の毒に思う」、「かわいそうに思う」
イ:「いつくしむ((目下の人やおさない子をかわいがって大事にする)」
ウ:「美しさを 味わい感動する」、「鑑賞する」
②「あわれみ(あわれむこと)」(例:憐憫)
③「おしむ」(同意語:惜)
ア:「残念に思う」、「悲しむ」(例:別れを惜しむ)
イ:「金品などを出すことを、もったいないと思う」、
「手離したくないと思う」
ウ:「大切にする」
エ:「愛する」、「かわいがる」
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成り立ち |
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形声文字です(忄(心)+粦)。「心臓」の象形(「心」の意味)」
と「燃え立つ炎の象形と両足が反対方向を向く象形」(「左右に
ゆれる火の玉」の意味だが、ここでは「隣(リン)」に通じ(同じ読み
を持つ「隣」と同じ意味を持つようになって)、「となり」の意味)
から、隣人同士が抱く心「あわれみ」を意味する「憐」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「レン」
訓読み:「あわ(れむ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ちか」
画数
「16画」
部首
「忄(りっしんべん(立心偏))」
「忄」を含む漢字一覧
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「哀」、「惜」、「心」、「隣」
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