「棲」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「棲」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「すむ」(同意語:栖)
ア:「動物が巣を作って、その中で生活する」
イ:「その場所にとどまる」
ウ:「ゆったりとくつろぐ」、「仕事などをやめて心や身体を休める」
②「棲棲は、ア:車馬を調べるさま、イ:落ち着かないさま、
ウ:忙しいさま の意味」
③「す」(同意語:巣、栖)
ア:「鳥・獣・虫などのすむ所」
イ:「人が住む所」
ウ:「よくない仲間が寄り集まる場所」
エ:「クモが獲物を捕まえるために張る網」
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成り立ち |
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形声文字です(木+妻)。 「大地を覆う木」の象形と「かんざしに右手を
やって髪を整え飾る女性」の象形(「妻(つま)」の意味だが、ここでは
「私」に通じ(「私」と同じ意味を持つようになって)、「ひっそりする」の
意味)から、「鳥が木にひっそりとしている、すむ」を意味する「棲」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セイ」、「サイ」
訓読み:「す(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「すみ」、「とし」
画数
「12画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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「水」、「妻」、「住」、「栖」
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