「補」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「補」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おぎなう」
ア:「つくろう(衣服の破れところを他の布を使って直す)」
イ:「破損した所を直す」
ウ:「増す」、「足す」、「埋め合わせる」(例:補充、補欠)
エ:「助ける」(例:補助)
②「おぎない」、「不足を満たす事」
③「ぬいとり(明、清の時代に官服の胸と背につけたしるし。
また、そのしるしのついた官服)」
④「官職を授ける」(例:補任)
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成り立ち |
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形声文字です(衤(衣)+甫)。「衣服のえりもと」の象形(「衣服」の意味)と
「手にムチを持つ象形(「父」の意味)と甬鐘(ようしょう)という鐘の象形(柄を
持って「もちいる」の意味)」(「男子の美称」の意味を持つが、ここでは、
「扶(ホ)」に通じ(同じ読みを持つ「扶」と同じ意味を持つようになって)、
「手をかし助ける」の意味)から、衣服のほころびを他の布を借りて、
「つくろう」、「おぎなう」、「助ける」を意味する「補」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ホ」
常用漢字表外:「フ」
訓読み:「おぎな(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「さだ」、「すけ」、「たすく」、「ます」、「みつ」
画数
「12画」
部首
「衤(ころもへん(衣偏))」
「衤」を含む漢字一覧
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