「嘆/嘆」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「嘆」は中学生で習います。「嘆」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「なげく」
ア:「ひどく悲しむ」、「悲しんで泣く」(例:嘆傷)
イ:「世の中の傾向などをよくない事ではないかと考え、
腹を立てる(怒る)」
ウ:「望み通りにならなくて、ため息をつく」(例:嘆息)
エ:「強く願う」(例:嘆願)
②「なげき(なげく事)」
③「たたえる(ほめる)」(例:感嘆、嘆美)
④「感動があふれて声となること」(例:詠嘆)
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成り立ち |
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会意文字です(口+難の省略形)。「口」の象形と「火などの災いにあって祈る
巫女(みこ)」の象形(「わざわい・苦しみ」の意味)から、苦しみに「なげく」を
意味する「嘆」という漢字が成り立ちました。
※「嘆」は「嘆」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「嘆」は「嘆」の略字です。
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読み
音読み:「タン」
訓読み:「なげ(かわしい)」、「なげ(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」(嘆)
「14画」(嘆)
部首
「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
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