「折」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「折」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「おる(物を現在の状態から力を加えて違う形にする)」、「おれる」、
「おりまげる」、「おりたたむ」(例:紙をおる、傘がおれる)
②「くじく(手足の関節などに無理な力が加わって、 関節やその周りを
痛める、勢いをそぎ、弱らせる)」、
③「くじける(手足の関節などに無理な力が加わって、 関節やその周りを
痛める、勢いや意欲がそがれる)」(例:挫折)
④「責める」(例:面折)
⑤「死ぬ」(例:夭折)
⑥「定める」、「判断する」(例:折獄)
⑦「分ける」、「分けて選び取る」(例:折半)
⑧「減る」
⑨「損をする」
⑩「差し引く」、「割り引く」
⑪「北曲(元代の戯曲で、音楽の一区切り。」、「芝居の一幕」
日本のみで用いられる意味
⑫「おり」
ア:「とき」、「場合」、「機会」、「とたん(瞬間)」(例:折節)
イ:「料理や菓子などを詰めた箱」
ウ:「料理や菓子を折りに詰める事」
⑬「へぎ(木を薄くはぐ事)」、「杉などを薄くはいだ板」
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成り立ち |
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会意文字です(扌+斤)。「ばらばらになった草・木」の象形と「曲がった柄
の先に刃をつけた手斧」の象形から、草・木をばらばらに「おる」を意味
する「折」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セツ」
常用漢字表外:「シャク」
訓読み:「お(る)」、「お(れる)」、「おり」
常用漢字表外:「くじ(ける)」、「さだ(める)」
画数
「7画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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