「木」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「木」は小学1年生で習います。「木」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「き」
ア:「地面に根を張り、幹とたくさんの枝を持ち、枝の先には葉と芽を
付け、花を咲かせるもの」(例:樹木)
イ:「「ア」の幹や枝を切ったもの」(例:木材)
ウ:「芝居の拍子木(「イ」同士を打ち合わせて音を鳴らすもの)の略称」
[木・樹の使い分け](き)
「木」は①の「ア」、「イ」の2つの意味があるが、「ア」の場合に、
「樹」を用いる場合がある。ただし、常用漢字表では、「樹」に「き」の
読みを認めていない。
②「五行の1つ(方位では東、四季では春、五音では角、五星では
歳星(木星)、五味では酸、十干では甲(きのえ)・乙(きのと)」
※五行とは、木・火・土・金・水の事を言う。また、五行思想とは、
すべてのものは木・火・土・金・水から成り立っているとした古代、
中国の思想の事。
※十干とは、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・
己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の総称の事を言う。
(生物が生まれてから死ぬまでの循環過程を分けて表したもの)
③「七曜の1つ(木星、また、木曜日)」
④「八音の1つ(木製の楽器)」
⑤「ありのままでかざりけのない事」(例:朴訥)
⑥「ぼく(曲がりくねって古びた樹木の幹や根)」
⑦「もく(木目(木の幹の断面に作られる模様)の略称)」
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成り立ち |
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象形文字です。「大地を覆う木」の象形から、「き」を意味する
「木」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ボク」、「モク」
訓読み:「き」、「こ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「しげ」、「ぼく」
画数
「4画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
「木」を含む漢字一覧
部首解説:
「木」をもとにして、色々な木の種類、木の部分、木でできた物、
木の状態などを表す漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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