「付」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「付」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「つける」、「つけ加える」、「つく」(例:添付)
②「さずける」、「与える」、「渡す」(例:交付)
③「頼む」、「ゆだねる(たくす、任せる)」(例:付託)
日本のみで用いられる意味
④「つき」
ア:「ゆえに」、「だから」
イ:「対して」、「関して」
ウ:「様子」(例:顔つき)
⑤「つけ(書きつけ、勘定書き)」(例:ドリンク代を追加で付ける)
[着・付・就の使い分け](つく)
「付」・・・「くっつく、所属する。」(例:味方に付く)
「着」・・・「届く、身につける。」(例:手紙が着く、衣服を着る)
「就」・・・「近づく、寄り添う。」(例:先生に就いて勉強する)
[附・付の使い分け](つく)
「附」・・・「つく、くっつく」(例:附録、附着)
「付」・・・「与える」(例:交付、付与)
※昔は、上記のように、「附」・「付」を使い分けしていたが、
現在では、どちらの場合も「付」を用いる。
ただし、官庁用語・法令用語では、「附属、附則」のように、
「附」を用いる。
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成り立ち |
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会意文字です(人+寸)。「横から見た人」の象形と「右手の手首に
親指をあて脈をはかる」象形(「手」の意味)から人に手で物を
「つける」を意味する「付」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「フ」
訓読み:「つ(ける)」、「つ(く)」
常用漢字表外:「あた(える)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「とも」
画数
「5画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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