「酸」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「酸」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「す(酢)(酢酸を含む酸味のある調味料)」、「すっぱい味の液体」
②「すい(すっぱい)」(例:酸味)
③「辛い」、「苦しい」(例:辛酸)
④「痛む(心に痛いほどの悲しみや苦しみを感じる)」、「悲しむ」、
「痛ましい」(例:悲酸)
⑤「しぶる(物事が順調に進まなくなる)」
日本のみで用いられる意味
⑥「化学元素の名前。酸素の事。」(例:酸化、酸欠)
⑦「金属酸化物と反応して塩と水を作る性質を示す物の事。」
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成り立ち |
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形声文字です(酉+夋)。「酒器」の象形(「酒」の意味)と「頭のひいでた人の
象形と下向きの足の象形」(「ぬきんでる」の意味だが、ここでは、「出」
に通じ(「出」と同じ意味を持つようになって)、「出す」の意味)から、
アルコールから酢を作り出す事を意味し、そこから、「酢(す)」、
「すっぱい」を意味する「酸」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「サン」
訓読み:「す(い)」
常用漢字表外:「す」、「つら(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「14画」
部首
「酉(ひよみのとり(日読みの酉)、さけのとり(酒の酉)、とり、とりへん(酉偏))」
「酉」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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