「然」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「然」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「しかり」
ア:「そのとおり」
イ:「~のようである」
②「しかりとする(認める)」
③「しかする(そのようにする)」
④「しこうして」、「しかして」
ア:「それほど」、「たいして」
イ:「そして」、「それから」
⑤「しかるに」
ア:「それにもかかわらず」、「それなのに」、「ところが」
イ:「さて」、「ところで」、「そうした所」、「すると」
⑥「しかれども(そうではあるが、けれども、それにもかかわらず)」
⑦「しからば(それならば)」
⑧「しかれば(それだから)」
⑨「すなわち」
⑩「しかく・しか(そのように)」
⑪「しかも(その上、なおかつ)」
⑫「句末に用いる助字。断定、推測の意味を表す」
⑬「他の語の下について状態を表す語を作る」(例:泰然、悠然)
⑭「燃える」、「燃やす」
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成り立ち |
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会意文字です。「切った肉」の象形と「耳を立てた犬」の象形
と「燃え立つ炎」の象形から、いけにえとしての犬の肉を火で焼く、
すなわち、「もやす」を意味する「然」という漢字が成り立ちました。
借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、「しかり(そのとおり)」、
「しかも」、「そして」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「ゼン」、「ネン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:
「しか(し)」、「しか(も)」、「しか(り)」、「も(える)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「なり」、「のり」、「もえ」
画数
「12画」
部首
「灬(れっか(列火)、れんが(連火))」
「灬」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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