「際」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「際」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「きわ」
ア:「辺り(ある地点の周囲、付近周り)」(例:水際)
イ:「ほど(物事・動作・状態の程度や段階、 許される範囲内の程度)」、
「身のほど(自分の能力・地位などの程度)」(例:分際)
ウ:「限り(限界)」、「果て」、「極み」
エ:「さかい(区切り)」
オ:「方角」
カ:「とき」、「おり(時期)」、「機会」、「時代」
②「あい」
ア:「2つの物事の交わる所」
イ:「付き合い」、「交わり」(例:交際)
③「交わる」、「出会う」
④「至る」
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成り立ち |
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形声文字です(阝+祭)。「段のついた土山」の象形(「丘」の意味)と
「いけにえの肉と神にいけにえを捧げる台と右手の象形」(「祭る」の
意味だが、ここでは、「叉(さ)」に通じ(「叉」と同じ意味を持つように
なって)、、「指の間に物をはさみまじえる」の意味)から、丘と丘とが
入り組む「さかいめ」を意味する「際」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「サイ」
訓読み:「きわ」
常用漢字表外:「あい」、「まじ(わる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「14画」
部首
「阝・阜(こざとへん(小里偏))」
「阝(阜)」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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