「掲/揭」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「掲」は中学生で習います。「揭」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かかげる」
ア:「高くあげる」(例:国旗を掲げる)
イ:「人目につくようにする」、「目立つ場所に載せる」(例:掲示)
ウ:「着物のすそを持ち上げる」
エ:「主義・方針などを、示して広く知らせる」(例:スローガンを掲げる)
オ:「着物のすそを持ち上げる」
カ:「垂れ下がっているものを、上の方へ持ち上げる。」(例:幕を掲げる)
キ:「ともした火の勢いを強くして明るくする」
②「になう」
ア:「物を肩に支え持って運ぶ」
イ:「自分の責任として身に引き受ける」、「負担する」
③「長いさま」、「高いさま」
④「しるし」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(扌(手)+曷)。「5本の指のある手」の象形と「口と
呼気の象形と死者の前で人が死者のよみがえる事を請い求める象形」
(「高々と言う」の意味)から、「高くかかげる」を意味する「掲」という漢字が
成り立ちました。
※「揭」は「掲」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「掲」は「揭」の略字です。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ケイ」
常用漢字表外:「ケツ」、「ケチ(揭のみ)」
訓読み:「かか(げる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「なが」
画数
「11画」(掲)
「12画」(揭)
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |