「綜」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「綜」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「すべる」(同意語:総)
ア:「糸を集めて織る」
イ:「全部を一つにまとめる」(例:綜合、綜括)
②「すべ治める(全体をまとめて支配・管理する、統治する)」(例:綜管)
③「へ(機(はた)を織る時、縦糸を通して整える器具)」
④「物事が複雑に入り組んでいること」(例:錯綜)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(糸+宗)。「より糸」の象形(「糸」の意味)と
「屋根・家屋の象形と、神にいけにえをささげる台の象形(「祖先神」の
意味)」(「祖先を祭る一族の長」)の意味)から、一族の長が一族を1つに
まとめるように「糸を整え織る為の器具(へ)」を意味する「綜」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ソウ」
訓読み:「す(べる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おさ」
画数
「14画」
部首
「糸(いと、いとへん(糸偏))」
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