「椛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「椛」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「もみじ」(同意語:紅葉)
ア:「晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。」
イ:「かえで(カエデ科カエデ属の落葉高木の総称)の別名。また、
その葉。」
ウ:「平安時代以降、公家社会に行われた衣服の表地と裏地、
また衣服を重ねて着たときの色の取り合わせの名前。
表地は紅、裏地は青。または、表地は赤、裏地は濃い赤。」
エ:「家々で定めている紋章(マーク)の名前。カエデの葉を
図案化したもの」
オ:「鹿の肉(絵や札などで鹿ともみじは一緒に描かれる事から言う)」
②「かば(寒地に自生する落葉高木)」(同意語:樺)
※「椛」は「樺」の略字である。
③「かばいろ(赤みのある黄色)」(同意語:樺)
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成り立ち |
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会意文字です(木+花)。「大地を覆う木」の象形と「並び生えた草
の象形(「草」の意味)と左右の人が点対称になるような形の象形(「変わる」
の意味)」(「草の変化」、「花」の意味)から「木の葉が花のように美しく
色づく、もみじ」を意味する「椛」という漢字が成り立ちました。
※「椛」は国字(日本で作られた漢字)です。
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読み
音読み:なし
訓読み:「もみじ」
画数
「11画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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